RYOの徒然模型人生記

このブログは模型とフィギュアの世界にハマリ込んだ結果 人生そのものをモデリングプレジャーの追求へと注ぎ込んだ 一人のアマチュアモデラー(≒模型馬鹿)の日常を記す物語である。

    F1四方山ばなし

    こんにちわ、RYOです。
    今回は毎年ここにくると折り返しだな~と思わせてくれる2015 F1 第9戦 イギリスGPについてです。
    まずは決勝結果から。
    1Lewis HamiltonGBRMercedes1:31:27.729
    2Nico RosbergGERMercedes+10.956s
    3Sebastian VettelGERFerrari+25.443s
    4Felipe MassaBRAWilliams+36.839s
    5Valtteri BottasFINWilliams+63.194s
    6Daniil KvyatRUSRed Bull+63.955s
    7Nico HulkenbergGERForce India+78.744s
    8Kimi RäikkönenFINFerrari+1 lap
    9Sergio PerezMEXForce India+1 lap
    10Fernando AlonsoESPMcLaren+1 lap
    11Marcus EricssonSWESauber+1 lap
    12Roberto MerhiESPMarussia+3 laps
    13Will StevensGBRMarussia+3 laps
    RTCarlos SainzESPToro RossoDNF
    RTDaniel RicciardoAUSRed BullDNF
    RTMax VerstappenNEDToro RossoDNF
    RTRomain GrosjeanFRALotusDNF
    RTPastor MaldonadoVENLotusDNF
    RTJenson ButtonGBRMcLarenDNF
    RTFelipe NasrBRASauberDNS
    何が起ころうとも結局はメルセデスの一人勝ちですね。
    ハミルトンにとっては嬉しい母国での勝利となります。
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    これまでのレースを振り返ってみると、メルセデスの2人は1度たりともレースを落としておらず、
    さらに表彰台を逃すこともないので手がつけられない状態にあるといっていいでしょう。
    しかし、このレースでホールショットを決めたのはウィリアムズでした。
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    せっかくスタートでトップに躍り出たのに・・・
    ピットストップをこなすごとにズルズルと後退していき、結果は2台ともが表彰台を逸することに。
    雨が絡むと弱体化するのがウィリアムズなのか?
    この勝負強さの欠落っぷりは今に始まったことではなく、20年以上も前からやらかしていたのですが
    チームの代表が変わった今でもそれは伝統芸のごとく継承されているのだろうか。
    これについてはドライバーにも不満があるようで、ボッタスはこんなコメントを残しました。

    「最初のペースは良かった。一時は(マッサを)パスすることができただろうけど、
    チームがそうしないように言った」
    「違う決断ができなかったのか見てみなければならないね。
    チームの決定を批判したいんじゃない。そこには理由があると思うから。ただ知りたいだけ」

    戦略を間違えてさえいなければ、今季初優勝もあっただけに落胆も大きかったはずです。
    このボッタスはフェラーリへの移籍の噂もあり、今後が注目されているだけにこの失態は許しがたいハズ。
    果たしてボッタスとウィリアムズの関係やいかに?

    さてマクラーレンホンダはといいますと、
    アロンソが執念深く走って、今季初となる10位入賞を果たしました。
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    しかし彼もチームもホンダもこんなところで満足しているわけがありません。
    ここのところマクラーレンがホンダをけしかけているという報道が続いていますし、アロンソもまた
    苛立ちを隠してはいないようでこんなコメントも残しました。

    「退屈している人は来年まで、少なくとも日本GPかその後までテレビを消してよ。
    今よりも悪くなりそうだからね」


    このコメントについては誤解もあったようで、その後になって釈明をしてはいましたが、
    現代F1において最高のドライバーの称号を持つアロンソにとって、フェラーリにいた頃よりも
    輪をかけてひどい状況にある現状を嘆きたくなるのも無理はないことですね。
    これに対してチームとホンダはどう動きをみせるのか?
    アロンソのいう日本GPまでには中段グループに食い込んでくることはできるのか?
    現状は目を覆いたくなるような有様ではありますがアロンソとバトンには頑張っていただきたいと思います。

    最近はアストンマーチンという名前が出てきたりと、パドック外での話題も事欠かないF1ですが
    正直飽きてきましたね・・・
    メルセデスが勝ち続けるのも、ルノー陣営がクソミソなのも、フェラーリやウィリアムズがイマイチなのも
    そうですが、なによりもレースが退屈なのがどうにもこうにもならんのが一番の問題です。
    このことについては色々と模索が続いているようですが、この状況を打破しないことには
    先日閉幕したフォーミュラEに追い抜かれたとしても、誰も驚きはしないでしょう。
    今のF1に必要なのは真の『レース』なのではないでしょうか?

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    こんにちわ、RYOです。
    今日はF1 2015シーズン Rd.8 オーストリアGPを取り上げてみます。
    まずは結果から。
    1RosbergGERMercedes1:30:16.930
    2Lewis HamiltonGBRMercedes+8.800s
    3Felipe MassaBRAWilliams+17.573s
    4Sebastian VettelGERFerrari+18.181s
    5Valtteri BottasFINWilliams+53.604s
    6Nico HulkenbergGERForce India+64.075s
    7Pastor MaldonadoVENLotus+1 lap
    8Max VerstappenNEDToro Rosso+1 lap
    9Sergio PerezMEXForce India+1 lap
    10Daniel RicciardoAUSRed Bull+1 lap
    11Felipe NasrBRASauber+1 lap
    12Daniil KvyatRUSRed Bull+1 lap
    13Marcus EricssonSWESauber+2 laps
    14Roberto MerhiESPMarussia+3 laps
    RTRomain GrosjeanFRALotusDNF
    RTCarlos SainzESPToro RossoDNF
    RTJenson ButtonGBRMcLarenDNF
    RTWill StevensGBRMarussiaDNF
    RTKimi RäikkönenFINFerrariDNF
    RTFernando AlonsoESPMcLarenDNF
    勝ったのはロズベルグでした!
    268273
    メルセデスは磐石の1-2フィニッシュを決め、3位にマッサが入って表彰台をメルセデスユーザーで
    埋め尽くすことにまたしても成功してしまいました。
    かつてホンダがターボエンジンでグランプリを席巻していたころも似たようなことが起きていました。
    対するフェラーリはベッテルが惜しくも4位に入りましたが、ライコネンは残念なことに・・・
    01a
    マクラーレンのフェルナンド・アロンソと絡んでクラッシュしてしまいました。
    かなりきわどい当たり方をしていたので心配しましたが両者ともに無事でしたのでホッと一安心です。
    原因がよくわからないというところが気がかりですが、それ以上にライコネンにふりかかる不幸の連鎖が
    未だ断ち切れていないところが輪をかけて気がかりです。
    そしてこのレースのハイライトとなったのがロータスのマルドナドとトロロッソのフェルスタッペンの
    熾烈な7位争いでした。
    20150622-lotus
    ぜひとも映像で見たいところですが、そこらへんの事情が事情なもんなのが残念です・・・
    ここ数年で最高のオーバーテイクと評する人もいるようで、カッコよかったぁ。
    さてホンダ陣営は大変苦しみぬいたレースとなってしまいました。
    まずアロンソがライコネンと絡んで序盤早々にリタイア。
    残ったバトンもエンジンがいかれて残念な結果となってしまいました。
    01
    新しいショートノーズを導入したものの、その効果を試す間もなく閉店となりました。
    踏んだり蹴ったりな状況ですがアロンソはめげていない様子です。

    「僕らのようなチーム、そしてマクラーレンとHondaのようなコラボレーションにかかる期待は
    常に高い。でも、チームワークですべては解決できるよ」

    「僕らはいい道を選んでいてこれから何が来るか僕は知っているし急速に状況が変わると
    分かっている」

    「それが2レースかかるのか、6レースや8レースなのか、そしてそれ以上なのかは分からない」

    「危機は脱したんだだ」

    「マシンのいくつかのエリアで正しい方向を見つけ、今それを実現している。
    外からはネガティブに見えたとしても、楽しめるようになるまでそう時間はかからないよ」


    果たしてこのコメントが実を結ぶことになるのでしょうか?
    これからオーストリアでテストが開催されることになっておりますが、マクラーレンホンダは上昇できるか?
    もう一つF1関連のニュースでホットな状況になるのがレッドブルの来季のエンジン供給元はどこか?
    事の発端はマルコ博士の発言でした。

    「フェラーリのBバージョンでさえ、ルノーのAバージョンより良いだろう」
    「2位から4番手への後退は痛い」
    「われわれにとっては2,000万ユーロ(約28億円)の出費だ」
    「実のところ、あと2年もこの(ルノー)エンジンでやっていくことなどできない」
    「われわれとルノーとの関係は、控えめに言っても非常に緊迫している」


    この発言を裏付けるかのようにドイツのシュポルト・ビルドは最新号でフェラーリ側もレッドブルと
    トロ・ロッソが2016年に戻ってくることを後押しする考えだと伝えているという報道がなされました。
    これを受けてフェラーリもレッドブルとの接触があったことを認めています。
    しかし、チームオーナーのディードリッヒ・マテシッツとチーム代表のクリスチャン・ホーナーは
    フェラーリへのスイッチを否定しました。
    ホーナーはこういっています。

    「何より、われわれにはルノーとの契約がある。セルジオは寛大にもわれわれにエンジンの
    オファーをしたが、彼はあなたたち(報道陣)にオファーの条件を明かさなかったのではないかな」

    「われわれにはルノーと契約があるので、何の決定も行われない」

    そして当のルノーのエンジニア、レミ・タフィンはこう答えています。

    「2016年もレッドブル・レーシングとトロ・ロッソにパワーユニットを供給するのは間違いない」

    と火は消えかかっているようにも見えますが、依然ルノーのワークスとしての出戻りとアウディの参戦の
    噂は未だにくすぶり続けているようです。
    さてグランプリも開幕から3ヶ月以上経ち、折り返しも見えてきたところで来季のことがますます騒がしく
    なってきています。
    さてオーストリアでのテストを経て、次回はイギリスGPです。
    そしてF1直下のカテゴリー、GP2で嬉しいことがおきました。
    905194
    決勝レース2で松下信治選手が3位表彰台をゲットしました。
    ここまでずっと苦しい展開が続いていた中で、最良の結果を残したわけで今後に期待が持てます。
    頑張れ!MATSUSHITA!!

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    こんにちわ、RYOです。
    今日はルマン24時間レースを振り返ります。
    結果は以下のとおりです。
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    予選から圧倒的な強さを見せつけたポルシェがそのまま逃げ切りました。
    しかも1-2フィニッシュというオマケまでつきました。
    001
    現役F1ドライバーであるニコ・ヒュルケンベルグにとっては彼自身のキャリアで
    最も大きな“戦果”となりました。
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    F1ではここのところ目立った活躍ができていないこともあるので、喜びもひとしおでしょう。
    ポルシェのルマン制覇は1998年以来となりますので17年ぶりということになります。
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    17年前のマシンはこんな姿をしていました。
    まぁ、なんにしても今年はドイツと日本のメーカーの差というものを嫌というほど見せつけられました。
    まるで交流戦で明暗が分かれまくったパ・リーグとセ・リーグくらいの差があるように思えます。
    トヨタは最高位が8位、日産にいたってはどこを走っていたのかもわからないくらいの結果でした。
    両メーカーとも来年に向けて早急に開発コンセプトを見直さなくてはならないことでしょう。
    (それ以上に今後参戦が続けられるかどうかも怪しいかも・・・)
    ルマンに日の丸が掲げられるにはまだまだ時間がかかることでしょう。
    さて週末にはF1のオーストリアGPがありますね。
    こっちの日本メーカー、ホンダはどうなることか??
    今年はドイツが強えぇよな~~。(白目)

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    こんにちわ、RYOです。
    今日は6月の風物詩、フランスのルマン市で行われる伝統のレースルマン24時間レースについて
    ご紹介をば、と思います。
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    今年で83回目を迎える世界3大レースの一つにも数えられるクラシックなレースイベントにして
    耐久レースの頂点ともいうべきレースであります。
    21世紀に入ってから『耐久王』の名を欲しいままにしてきたアウディに対して、
    強烈な挑戦状を叩きつけて悲願のルマン制覇に挑むトヨタ、
    かつて幾度と無くルマンを制してきた『元祖耐久王』ポルシェ、
    そして今回、奇抜なレイアウトながら、この3強に果敢にも挑もうというのが日産。
    この4台ワークスによる仁義無き戦いがこれから繰り広げられるのです。
    まずは予選の1回目のタイムを見てみましょう。
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    なんとトップ3をポルシェ勢が独占してしまいました。
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    これがPorsche 919 Hybridであります。
    昨年復帰したばかりの状態でありながら、一時トップを走りまして大器の片鱗振りを見せ付けてくれた
    のですが・・・わずか1年の間に優勝最有力候補に挙がる躍進振りとは!
    『耐久王』の座がポルシェの元へと戻るのでしょうか??
    このポルシェに遅れること4秒の位置につけるのが、昨年の覇者アウディです。
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    これがAudi R18 e-tron quattroです。
    タイムでは引き離されましたが、WECシリーズでは第1戦のシルバーストンと第2戦のスパの両戦で
    1位フィニッシュを果たしているだけに本番に強いのがアウディです。
    ドライバーも日本でおなじみのアンドレ・ロッテラー、ブノワ・トレルイエ、ロイック・デュバルらを
    擁するので彼らがポルシェを相手にどう戦うのかが見物となりそうです。
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    今年もまた『耐久王』の座はアウディのものなのか?
    そして日本のトヨタは不本意な位置におります。
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    こちらがToyota TS 040 Hybrid。
    今年でトヨタのルマン初挑戦から30年という区切りのいいときに悲願の初勝利をあげたいのですが
    いかんせん6秒も離されていると本番で前に出るのは辛いか?
    過去2戦を振り返ってもアウディとポルシェの後塵を拝するだけに厳しい状況にあるといえるでしょう。
    最後は今年の目玉といってもよい日産です。
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    以前も紹介いたしましたが、他がミッドシップにエンジンをマウントするのに対して、日産は
    なんとフロントエンジンにして前輪駆動=FF方式のマシンで挑みます。
    かつて90年の大会でポールポジションを奪った名車R90CKのカラーリングを模したマシンも登場。
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    非常に楽しみしていたのですが、ふたを開けてみますと・・・勝負にもなっておりません。
    トップから21秒離されて、LMP2のマシンとどっこいのところを走っていますので
    これでは勝負権など無いにも等しいといわざるをえません。
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    これがR90CK。
    往年の日産ワークスカラーである白赤青のトリコロールが映える最速車でした。(勝てなかったけど)
    まぁ、しかしかつてはこんなマシンでも参戦していました。
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    R33スカイラインGT-RをベースとするGT-R NISMO。
    いかにも日産らしい無骨なタタズマイのGTカーでしたが、マクラーレンF1をはじめとする
    世界の列強には遠く及びませんでした。
    あのころを思い出しますと千里の道も一歩からと申しますし、今年は暖かく見守りまして
    無事完走してくれることを祈りたいと思います。
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    今年もまた大小様々なチームと人々の夢と威信が邂逅するルマンのレースが開幕です!!

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    こんにちわ、RYOです。
    今回はF1 2015シーズン Rd.7 カナダGPを総括します。
    まずは決勝のレース結果から。
    1Lewis HamiltonGBRMercedes1:31:53.145
    2Nico RosbergGERMercedes+2.285s
    3Valtteri BottasFINWilliams+40.666s
    4Kimi RäikkönenFINFerrari+45.625s
    5Sebastian VettelGERFerrari+49.903s
    6Felipe MassaBRAWilliams+56.381s
    7Pastor MaldonadoVENLotus+66.664s
    8Nico HulkenbergGERForce India+1 lap
    9Daniil KvyatRUSRed Bull+1 lap
    10Romain GrosjeanFRALotus+1 lap
    11Sergio PerezMEXForce India+1 lap
    12Carlos SainzESPToro Rosso+1 lap
    13Daniel RicciardoAUSRed Bull+1 lap
    14Marcus EricssonSWESauber+1 lap
    15Max VerstappenNEDToro Rosso+1 lap
    16Felipe NasrBRASauber+2 laps
    17Will StevensGBRMarussia+4 laps
    RTRoberto MerhiESPMarussiaDNF
    RTJenson ButtonGBRMcLarenDNF
    RTFernando AlonsoESPMcLarenDNF
    ご覧のとおり、メルセデスの圧勝劇に終わりました。
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    去年はレッドブルが一矢報いるという、ドラマチックなレースになりましたが今年はそれもなく・・・
    例年必ずといっていいほど、ペースカーが入ってレースが振り出しに戻るという展開があるんですが、
    それすらもなかった・・・
    メルセデスが逃げていってしまうのを指をくわえてみているしかなかった2時間でした。
    ハミルトンが失意のモナコを忘れさせる走りを見せましたが、ライバルがニコしかいないのはね・・・
    そんななかで殊勲の走りを見せ、3位に食い込んで見せたのがバルテリ・ボッタスでした。
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    まだ25歳でありながら貫禄というより、風格すら漂わすこのご尊顔です。
    チームのNO.1ドライバーであるはずのフェリペ・マッサの存在を隅に追いやるほどの勝負強さを
    ちょいちょい見せてくれるだけに、今後に希望が見える若手レーサーの一人であります。
    来期フェラーリ入りも噂されるだけに、今年の夏休み以降の彼の動向が気になります。
    ぼっさんはいずこへと行かれるのか??
    そしてカナダでは改良したPUで挑むといわれていたホンダは・・・
    あえなく2台とも撃沈いたしました。
    それにバトンは予選のQ1で107%ルールにひっかかるという事態に陥ってしまいました。
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    レーシングスーツ上のスポンサーロゴの過疎具合と相まって、寂しさを感じさせるバトンの表情。
    モナコでは入賞を果たしたのに、カナダでは惨敗とホンダの現状を改めて再認識させられました。
    メルセデスに食いつける存在が結局のところフェラーリ以外にいないという今シーズンです。
    もう終わったな、と正直思います・・・
    んでもって政治面やドライバーズ市場を見てみますと、これが結構な盛り上がりを見せています。
    ルノーは撤退か?それともワークスチーム復活か?
    アウディの参戦はあるのか?
    ミシュランタイヤは再びF1に参入してくるのか?
    来期以降のレギュレーションはどうなるのか?
    ダニエル・リカルドとバルテリ・ボッタスをどのチームが受け入れるのか?
    ライコネンは来年シートがあるのか?
    などなど、簡単にあげつらってもこれだけ出てきます。
    レースはメルセデスにまかせておくとして、F1世界におけるパワーゲームが来年に向けて
    どう展開されていくのかに照準をあわせていこうと思います。

    さてF1はひとまず横に置いておいて、毎年6月のお楽しみフランスはルマンで開催される
    ルマン24時間レースに集中したいですね。
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    アウディ・トヨタ・ポルシェの3強に加えて、今年16年ぶりにワークス体制でカムバックしてきた
    日産がどんな走りをしてくれるのか??
    今から楽しみです。

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    こんにちわ、RYOです。
    5月も終わりを迎えようとしている今日この頃、昼下がりに地震に襲われまして・・・・
    なんにもなかったのですが、いきなりスマフォがビービー騒いだので驚きましたよ。
    さて、そんななか地中海では動乱が発生したようです。
    F1のモナコグランプリでのことです。
    20150524-f1
    まずはレース結果から。
    1Nico Rosberg GERMercedes1:49:18.420
    2Sebastian Vettel GERFerrari4.486
    3Lewis Hamilton GBRMercedes6.053
    4Daniil Kvyat RUSRed Bull11.965
    5Daniel Ricciardo AUSRed Bull13.608
    6Kimi Räikkönen FINFerrari14.345
    7Sergio Perez MEXForce India15.013
    8Jenson Button GBRMcLaren16.063
    9Felipe Nasr BRASauber23.626
    10Carlos Sainz ESPToro Rosso25.056
    11Nico Hulkenberg GERForce India26.232
    12Romain Grosjean FRALotus28.415
    13Marcus Ericsson SWESauber31.159
    14Valtteri Bottas FINWilliams45.789
    15Felipe Massa BRAWilliams1 lap
    16Roberto Merhi ESPMarussia2 laps
    17Will Stevens GBRMarussia2 laps
    RTMax Verstappen NEDToro RossoDNF
    RTFernando Alonso ESPMcLarenDNF
    RTPastor Maldonado VENLotusDNF
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    ロズベルグ連勝!
    しかもモナコでは2013年から続く3連覇を果たしました。
    いよいよニコがグランプリを席巻するときが来たのかと思いたくもなるのですが、
    問題はフェルスタッペンとグロージャンのクラッシュに端を発したセーフティカーランでした。
    それまでトップを走っていたハミルトンはタイヤを履きかえるためピットイン。
    それにより順位は変わってロズベルグとベッテルがハミルトンの前に出たのです。
    他のマシンもピットインすると踏んでいたハミルトンは、その目論見を見事に外してしまい
    失意の3位に終わりました。
    01
    この表情です。
    ハミルトンはショックを隠しきれないようで、コメントにもそれらが表れていました。

    「まだどう気持ちを表現していいか分からない。チームがピットレーンで準備しているのが
    スクリーンに見えて、ニコがピットに入るんだと思っていた。
    他の人たちも同じことをしたと信じて疑わなかったよ。
    このレースはずっと僕の心の中にあったレースで、僕にとっては特別なものだった。
    どうしても勝ちたかったんだ。チームは今年ずっと素晴らしかったから、責めるつもりはない。
    分析して、何を間違えたのか究明したい。それはチームと一緒にやるんだ。
    将来の改善につながるようにね。いつも僕がチームとファンに言っているように、
    僕らは共に勝ち、共に負ける。戦うために僕はもう一度立ち上がる」


    悠々とトップを快走し、勝利を掴みかけたのも束の間のこと。
    たった一度のピットインがすべてを台無しにしてしまったのですから・・・
    まるで1992年の伝説の戦いを思い起こさせるような筋書きではありましたが、緊迫感が
    あんまり出ていなかったのが残念ではありますね。
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    (92年のセナとマンセルの戦いはF1史上に残るドッグファイトでした!)
    さて、そんな火種に包まれたトップ争いとは別のところで歓喜に沸く人々の姿がありました。
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    マクラーレン・ホンダ今期初のポイント獲得です。
    アロンソは残念な結果になりましたが、予選で10位に入ったバトンが見事に8位でフィニッシュ!
    苦難に満ち溢れたマクホン陣営に一筋の光明を注ぐことに成功したのです。
    何事も千里の道も一歩からといいます。
    レッドブルも4位と5位に入り、わずかではありますが復調の兆しが見えたと思います。
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    暮れなずむモナコをあとに、次回のレースは6月のカナダとなります。
    果たしてメルセデスの2人の関係はどうなるのか?
    そしてマクラーレンホンダは上位に食い込んでいけるのか!?
    大いに楽しみであります。

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    こんにちわ、RYOです。
    いよいよF1GPもヨーロッパラウンドに入り、その1回戦スペインGPを迎えました。
    まずは結果から。
    1Nico Rosberg GERMercedes1:41:12.555s
    2Lewis Hamilton GBRMercedes17.551s
    3Sebastian Vettel GERFerrari45.342s
    4Valtteri Bottas FINWilliams59.217s
    5Kimi Räikkönen FINFerrari60.002s
    6Felipe Massa BRAWilliams81.314s
    7Daniel Ricciardo AUSRed Bull1 lap
    8Romain Grosjean FRALotus1 lap
    9Carlos Sainz ESPToro Rosso1 lap
    10Daniil Kvyat RUSRed Bull1 lap
    11Max Verstappen NEDToro Rosso1 lap
    12Felipe Nasr BRASauber1 lap
    13Sergio Perez MEXForce India1 lap
    14Marcus Ericsson SWESauber1 lap
    15Nico Hulkenberg GERForce India1 lap
    16Jenson Button GBRMcLaren1 lap
    17Will Stevens GBRMarussia3 laps
    18Roberto Merhi ESPMarussia4 laps
    RTPastor Maldonado VENLotusDNF
    RTFernando Alonso ESPMcLarenDNF
    そうです、ロズベルグがついに1勝をあげました。
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    この喜びようです。
    ここまでずっとハミルトンに押さえ込まれ続けていただけに、この1勝は大きいでしょう。
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    しかもハミルトンとは17秒の差をつけてのフィニッシュですので、まだまだロズベルグにもチャンスが
    残されていると考えてよいでしょう。
    しかし残念なことに大幅なアップデートを果たしたフェラーリが大差をつけられての敗退ですので
    今年もまたメルセデスのチームメイト同士によるタイトル争いに拍車がかかった格好となりました。
    果たしてフェラーリの反撃はなるのか?
    そして気になるテールエンダーマクラーレンホンダと我らがレッドブルはというと・・・
    01
    マクラーレンはカラーリングが変わりました。
    といってもそれだけで、戦果はご存知のようにノーポイントでフィニッシュです・・・
    ここに来てアロンソとバトンの両名からも悲痛な叫びにとれる発言が出てきました。

    アロンソ
    「ピットストップは恐ろしかった。インラップ全体でリアのブレーキングが失われていて、
    ピットストップの時にはさらに悪くなっていた。メカニックにとっても恐ろしい瞬間だったけれど、
    幸運にも誰もけがはしなかった。」
    バトン
    「今日のマシンはドライブするのがすごく怖かった。スロットルに触れた途端、急に動いてしまう。
    予測不可能だった。低速コーナーではすぐにホイールスピンしてしまい、マシンがとにかく遅かった。
    ハイスピードコーナーではパワーをかけてすぐにリアエンドがそれるから、ひたすら恐ろしかった。」


    とまぁ、自分とこのマシンに相当手を焼いた様子。
    さらにバトンはこうも言っています。
    「今日を見ると、今年のポイント獲得は無理そうだ。今日はたまたまついてなくて、
    調子が悪かったんだと思いたい。フェルナンドはフォース・インディアの2台とザウバー2台の
    前にいて12番手だったけど、彼のレース展開は僕には分からないから、なんともいえないよ。
    僕にとってポイント圏内ははるかかなただった
    ――1周差かな。でも、それには特定の理由があるはずだ」

    期待に胸を高鳴らせていたはずのマクラーレンとホンダの再タッグがご覧のようなザマなのに
    さじを投げたくなるのも無理は無いでしょう。
    バルセロナでのテストを有意義に使って、中盤以降にポイントが獲得できるようアップデートを
    重ねていってほしいものであります。
    そしてレッドブルはというと、
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    レッドブル・トロロッソともども4台揃って完走することはできました。
    しかし、メルセデス・フェラーリ・ウィリアムズの3強には大きく水を開けられた格好となりました。
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    鳴り物入りで登場したはずの超ウルトラショートノーズも活かせずじまいでした・・・
    チーム代表のクリスチャン・ホーナーはもう白旗を出してしまいました。

    「どっちにしても信頼性についてはこれまで後手になっているのだから、
    今年はもうかなり失敗作だろう。とにかくやるしかない。
    20基のエンジンを使うことになろうとも、来年に向けて学習し、
    進歩することの方がいい。信頼性のあるマシンを速くするよりも、速いマシンに信頼性を
    与える方がずっと簡単なのだから、われわれの哲学にあるようにパフォーマンスを求めるのみだ」


    ドライバーたちのみならずチーム運営サイドも苛立ちを隠せないようです。
    それに加えて予選では姉妹チームであるトロロッソに先を行かれたレッドブル・・・
    アップデートも活かせず、PUも弱々しいままヨーロッパラウンドを迎えてしまいました。
    ここにきてフォルクスワーゲンのF1参戦の噂も立ち上がってきているだけに、今後のレッドブルと
    ルノーの関係もどうなるのでしょうか?

    最後にヨーロッパラウンドを迎えるとお目見えとなるのがモーターホームです。
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    011
    012
    上からマクラーレン、フェラーリ、レッドブルとそれぞれ個性の強い豪壮な建物ですね。
    次回は5月の終わりの風物詩・“地中海の宝物庫”モナコで行われるモナコGPです。
    果たしてツイスティかつタイトなコースを攻め抜いてロイヤルファミリーからの祝福を
    受けられるドライバーは誰なのか!?
    今から楽しみです。

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    こんにちわ、RYOです。
    今日は一昨日のF1バーレーンGPについてです。
    まずはリザルトからいきましょう。
    1Lewis Hamilton GBRMercedes1:35:05.809
    2Kimi Räikkönen FINFerrari+3.38s
    3Nico Rosberg GERMercedes+6.033s
    4Valtteri Bottas FINWilliams+42.957s
    5Sebastian Vettel GERFerrari+43.989s
    6Daniel Ricciardo AUSRed Bull +61.751s
    7Romain Grosjean FRALotus+84.763s
    8Sergio Perez MEXForce India+1 lap
    9Daniil Kvyat RUSRed Bull +1 lap
    10Felipe Massa BRAWilliams+1 lap
    11Fernando Alonso ESPMcLaren+1 lap
    12Felipe Nasr BRASauber+1 lap
    13Nico Hulkenberg GERForce India+1 lap
    14Marcus Ericsson SWESauber+1 lap
    15Pastor Maldonado VENLotus+1 lap
    16Will Stevens GBRMarussia+2 laps
    17Roberto Merhi ESPMarussia+3 laps
    RTMax Verstappen NEDToro RossoDNF
    RTCarlos Sainz ESPToro RossoDNF
    DNSJenson Button GBRMcLarenDNS
    勝ったのはまたしてもハミルトン。
    もはや磐石の強さですね。
    01
    今年もチャンピオンはハミルトンで決まりかな?
    そして嬉しかったのがこの人の表彰台獲得です。
    rai01
    酔っぱライ・・・・否、キミ・ライコネンです。
    これまでの3戦の不運を吹き飛ばして2位をゲット。
    結構な接戦に持ち込むことができていたのを見るとフェラーリは状況がかみ合いさえすれば、
    メルセデスに対抗できる機会は結構多いかもしれませんね。
    fermer01
    ハミルトンはともかく、ロズベルグを押さえ込むことはできる??
    (まるで1992年のウィリアムズのパトレーゼを追い立てるマクラーレンやベネトンみたいなものか)
    チームが上昇傾向にあると心配されるのはチームメイトの関係ですが、
    vetrai01
    この2人に問題はなさそうですね。
    そうなると面白くないのがこの人。
    nico01
    ニコ・ロズベルグです。
    得意だったはずの中国でも追いつくことは叶わず、このバーレーンでは再びフェラーリの後塵を
    拝する結果にもなったので面白いわけがないでしょうな。
    決勝もそうですが、予選でも僚友ハミルトンに離され、フェラーリに割って入られることも多くなってきた
    現状を考えると今後が危ぶまれます。
    果たしてロズベルグは首尾よく復活できるか?
    そんな彼よりももっと深刻な状況になっているのがこの人たち・・・
    torro01
    レッドブルとトロロッソのルノーユーザーです。
    結果にもあるようにトロロッソは2台ともに討ち死に、レッドブルはリカルドのマシンがチェッカー寸前で
    PUがブローという結末に終わりました。
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    リカルドのマシンは4戦終わった時点ですでに3基のPUを使い果たしてしまいました。
    今年は年間4基という使用制約があるため、今後ペナルティを受けることは避けられなくなりましたが
    ルノーはこの状況を打破することができるのか?
    今回のエンジンブローをレッドブル代表クリスチャン・ホーナーは以下のように揶揄しました。

    「実に華々しいフィニッシュだ。ラインの200m手前で壊れたが、勢いでどうにかラインを
    越えることはできた」
    「あのエンジンには、コーヒーテーブルとしての未来が待っていそうだ」

    冗談めいたことを言ってはいますが、状況が深刻なことは明白です。
    コレに対しルノーの代表カルロス・ゴーンは深刻に受け止め、追加投資を保障したと報じられました。
    そしてPU開発のシリル・アビデブールはこうコメントしています。

    「信頼性は過去2レース以来われわれのアキレス腱だが、スペイン最初のセッションまで18日あり、
    現在進行中のより永続的な修正を導入し、われわれ全員が熱望していたパフォーマンスの改善を
    始めるための時間がある」
    「われわれにとって、まったくもって印象的な週末ではなかったが、やるべきことはやった。
    これまでのレースからリスクには気づいており、スタート位置を考えれば6位と9位はレッドブルに
    望むことができた最大限だ。トロ・ロッソはポテンシャルをまっとうすることができず、
    ダブルリタイアは序盤数戦に強力なパフォーマンスを見せただけに落胆の結果だった」

    出ました。
    カタチだけ取り繕ったような無理のあるポジティブ発言。
    去年も散々聞かされたコメントの数々です。
    よく見てみると具体的な内容に乏しく、中身がスカスカなのがわかりますね。
    期待していいのかどうかわかりませんが、グランプリが面白くなるためにはメルセデスという
    本命に対して対抗となるフェラーリ、そして大穴枠が欲しいのでレッドブルには
    ぜひとも復活を願います。
    さてもう一つの大穴といえばマクラーレン。
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    アロンソが完走を果たし、レース中のペースも上昇が見られるのでルノーよりもポジティブです。
    aro01
    果たしてスペインで入賞することは叶うのでしょうか?
    相棒のバトンはレースをスタートすることも叶いませんでしたが、レース中はツイッターで実況するなど
    この状況にもめげてはいない様子です。
    but01
    でも元チャンピオンとしてはこのまま終わるわけにはいきません。
    ヨーロッパラウンドに入ってマクラーレン・ホンダはどんな動きを見せますか?
    その答えは3週間後のスペインで一つ明かされることになるでしょう。
    いよいよ2015年のヨーロッパラウンドが始まります。

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    こんにちわ、RYOです。
    ここのところ寒さにやられて身動きがとれませんでした。
    なんでいきなり2月の気候に逆戻りするのさ!?
    早いところあったかくなって欲しいものですな・・・
    さて、今回はF1中国GPのお話といきます。
    まずは決勝結果から。
    1  Lewis Hamilton  GBR Mercedes  1:39:42.008
    2  Nico Rosberg  GER Mercedes  +0.714s
    3  Sebastian Vettel  GER Ferrari  +2.988s
    4  Kimi Räikkönen  FIN Ferrari  +3.835s
    5  Felipe Massa  BRA Williams  +8.544s
    6  Valtteri Bottas  FIN Williams  +9.885s
    7  Romain Grosjean  FRA Lotus  +19.008s
    8  Felipe Nasr  BRA Sauber  +22.625s
    9  Daniel Ricciardo  AUS Red Bull   +32.117s
    10  Marcus Ericsson  SWE Sauber  +1 lap
    11  Sergio Perez  MEX Force India  +1 lap
    12  Fernando Alonso  ESP McLaren  +1 lap
    13  Carlos Sainz  ESP Toro Rosso  +1 lap
    14  Jenson Button  GBR McLaren  +1 lap
    15  Will Stevens  GBR Marussia  +2 laps
    16  Roberto Merhi  ESP Marussia  +2 laps
    17  Max Verstappen  NED Toro Rosso  DNF
    RT  Pastor Maldonado  VEN Lotus  DNF
    RT  Daniil Kvyat  RUS Red Bull   DNF
    RT  Nico Hulkenberg  GER Force India  DNF
    20150412-driver
    ハミルトンの貫禄勝ちでした。
    最後はセーフティカーが入ってしまったために数珠繋ぎのままレースが終わりましたが、
    レース展開は逃げるメルセデスをフェラーリがしゃにむに追いかける展開となりまして
    そのところどころで接触やらマシントラブルやらがあるという見所の多いレースとなりました。
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    満面の笑顔のハミルトンとは対照的にロズベルグは渋い顔。
    3レース終了時点で未だ勝ち星は無く、ハミルトンには引き離される一方なので焦りも
    あるのかもしれません。
    今年も終わってみればこの2人のマッチレースになるのだろうか?
    01
    さてメルセデスを猛チャージするのがフェラーリですが、ベッテルがうまいこと3位に入ったのに対し
    ライコネンはまだ深みに足をとられたままもがき苦しむレースでした。
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    フライングフィンが再び表彰台の真ん中に立つときはくるのか?
    ヨーロッパラウンド以降に期待したいところです。
    一方ルノー勢はというと・・・
    011
    リカルドが9位に入ったのがやっとという有様で、残りの3台は全てトラブルを抱えて入賞外。
    012
    エンジン、ギアボックス、その他諸々と問題の根は深いですね・・・
    マクラーレンホンダは2台とも完走できたのですが、レースペースが今後どれだけ上げられるのかを
    考えると先行きは暗いといわざるをえませんがね。
    面白かったのはこのチーム。
    XPB_725961_HiRes
    ロータスです。
    グロージャンが入賞をしたのに対して、「師匠」の異名を持つマルドナードは今回も安定のリタイア。
    それもバトンと接触するというオマケつき。
    この人は本当に見ていて飽きないですねwww
    そしてフリープラクティス中にはこんな事件も。
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    どうやらフェラーリファンがマシンに乗ってみたくてこんな暴挙に出たというそうですが・・・・
    過去にもこういうことはありましたが、本当に危険なのでやめていただきたいものですね。
    はねられた側はもちろんそうですが、F1マシンはコクピットがむき出しなのでドライバーにも
    ダメージを与えてしまいかねません。(精神的にも凄まじくキツイでしょうし)
    再発防止に努めていただきたいと心から願います。
    さて次回のレースは今週末のバーレーンです。
    あんまし見所のないコースですし、ルノーやホンダが改善されることもないでしょうし、中国の
    延長戦みたいな感じになるのでしょうかね?

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    こんにちわ、RYOです。
    今回はF1 2015 Rd.2 マレーシアGPについて話します。
    いやぁ、今回はとってもエキサイティングなレースになりました。
    だってこの人が勝ったんだもん!
    2015037385101
    4度のワールドチャンピオンにしてワンダーボーイの異名を持つセバスチャン・ベッテルです。
    結果は以下のとおりです。
    1   Sebastian Vettel    GER   Ferrari   1:41:05.793
    2   Lewis Hamilton    GBR   Mercedes   +8.569s
    3   Nico Rosberg    GER   Mercedes   +12.31s
    4   Kimi Räikkönen    FIN   Ferrari   +53.822s
    5   Valtteri Bottas    FIN   Williams   +70.409s
    6   Felipe Massa    BRA   Williams   +73.586s
    7   Max Verstappen    NED   Toro Rosso   +97.762s
    8   Carlos Sainz    ESP   Toro Rosso   +1 lap
    9   Daniil Kvyat    RUS   Red Bull    +1 lap
    10   Daniel Ricciardo    AUS   Red Bull    +1 lap
    11   Romain Grosjean    FRA   Lotus   +1 lap
    12   Felipe Nasr    BRA   Sauber   +1 lap
    13   Sergio Perez    MEX   Force India   +1 lap
    14   Nico Hulkenberg    GER   Force India   +1 lap
    15   Roberto Merhi    ESP   Marussia   +3 laps
    RT   Pastor Maldonado    VEN   Lotus   DNF
    RT   Jenson Button    GBR   McLaren   DNF
    RT   Fernando Alonso    ESP   McLaren   DNF
    RT   Marcus Ericsson    SWE   Sauber   DNF
    昨年はレッドブルともども不振を極め、失意のまま移籍しまして今期はフェラーリの威信を
    背負ってのレースとなりましたが、移籍してこの短期間の間に1勝をもぎとってくれました。
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    メルセデスの両雄を左右に置いてのお立ち台です。
    かつては「レッドブルのマシンを駆っていたからこそ勝てた」などとアンチファンから言われてましたが、
    その評判もろとも去年の不振を吹き飛ばす大勝利をこのマレーシアで挙げたのです。
    セーフティカーが絡んでの戦略上で優位に立って逃げ切ったので、メルセデスをねじ伏せて勝った
    というわけではないのですが、今年のフェラーリが強さを取り戻していることは確かなようです。
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    このマレーシアでは雨も多く、予選から多くの驚きがありました。
    さて中国ではどんな戦いが繰り広げられるのでしょうか?
    もう一つ注目したいのがこのお方です。
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    トロロッソのドライバー、マックス・フェルスタッペンです。
    歴代最年少記録を塗り替えたことで話題を呼んだ“若造”ですが、今回のレースでは見事に
    結果を残してみせました。
    しかも姉妹チームのレッドブルを尻目にしながらの7位フィニッシュです。
    マシンの差もあるのかもしれませんが、マックスの力量が相当のものであるということは
    証明されたといってよいでしょう。
    少なくともペイドライバーたちよりも優れていることは確かなはずですね。

    去年以上にメルセデスが独走して、つまらないシーズンになるのかと思いきやコース上では
    早くも王者に待ったをかけるチームが出現し、コース外ではレッドブルとルノーの確執と
    エンジンなどの規制についての政治ゲームが展開されるなどなかなか楽しめる内容が
    揃いつつあるようです。
    次の中国は2週間後になります。
    ここいらでウィリアムズが上がってきて、メルセデス&フェラーリに喰いついてくれたら面白くなるのに。
    あとレッドブルが抱えた問題はいかにして解決の目を見るのか?
    20150316-redbull
    マルコ博士も表情が優れません。
    ルノーはトロロッソを買収して、ワークスチームにしようと画策しているとは以前報道されましたが、
    今度は撤退について検討しているというコメントも出てまいりました。
    今後もしばらく目は話せそうにありませんね。

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