こんにちわ、RYOです。
すっかり季節は秋ですね。
彼岸花が咲き、キンモクセイの香りが漂い、気候は思ったよりも早いペースで
涼しさを増してきているようです。
さて昨日は中央工学校のカワニシ総帥を訪ねた後、赤羽にも足を運んできました。
お目当てはいつものようにヤマナカ模型!
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予約をしておいた再販分のバーザムを迎えに行ってきました。
初版分は入ったその日に売り切れ。
複数買いしようとする客をなだめて、1個のみの販売に同意してもらうのが続いたそうです。
ならば今回はどうだろうかとお店を見ると在庫が5個ほど残ってる。
コヤマさんに聞いてみるともう既に結構な数が売れてしまったらしい。
ちょっと前のモデグラでも特集が組まれたくらいニッチな人気を誇るバーザム君。
なにがそんなにも多くのモデラー諸君を惹きつけるのかと、コヤマさんと話し込むことに。
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バーザムと一言でいっても結構なバリエーションを誇ります。
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バーザムのネタ画像も。
いろんなヴァリエーションがあるなかで、モデラーによって多種多様な姿に変わっていく
バーザムですが、どれも好意的に受け止められているのは一言で言うならば
「バーザムというマイナーなMSだからこそ(=誰もが知っているわけではないから)」
ということらしいです。
これはどういうことかというと、例えばリバイヴの百式やガンダムMk-Ⅱはその姿を
ずいぶんと叩かれたものでしたが、それはメジャーなMSゆえのこと。
バーザムはマイナーな存在であるために、そんなにファンがうるさく言わないというワケ。
優しい世界とはまさしくこのことですな。
私もケンプファーが片付いたら一つ作ってみたいと思います。
話はそこから飛んで、私の作品の話に。
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1年ぶりに帰宅したリガズィくん。
コヤマさん曰く、「ロスマンズブルーが足りない!」
その気持ちはわかるんすけど、MSらしさを優先したらこういう配色になっちゃったんだよね。
そこを抑えて、もっとフロントに青に持ってきて欲しかった、とコヤマさんは言います。
キャラクター性というか、MSらしさを取るのか、それとも本来のカラーリングイメージを
取るのかというところで葛藤をしばし話しこみ、ついでF1マシンのカラーリングについて
話し込んでしまいました。
そしてもういっちょ。
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カワニシ総帥にも見ていただいたシナンジュについて。
コヤマさんはすかさず「ミサイルが目立ちすぎ!」と突っ込みます。
「これしかなかったんです!」と言い訳をするも、コヤマさんはシールドに武装を仕込むなら
そのシールドのシルエットを崩すのはよろしくないと力説します。
まあこんなデカイミサイルがシナンジュに相応しいかといわれれば私もNOと言いますが・・
そのほかにも塗装についても評価をしていただきまして、そこそこの結果をいただきました。
「こいつに値段をつけるならいくらぐらいでしょうか?」
と聞いてみると、コヤマさんは思わずシブい顔。
「そういう質問が一番こたえるんですよ・・・」
とのこと。
これはプロにとってすっごい悩ましいことらしい。
もちろんお店の売り上げのこともありますが、作った人の気持ちにも配慮はしたい。
その両天秤にかけるとバランスを取るのはかなりの苦労を背負うことになるらしいです。
それでもコヤマさんは値段をつけてくれましたが、これには私も納得できました。
この金額がいくらかは私とコヤマさんだけの機密事項とさせていただきましょうかね。

そんなこんなで喋り続けて2時間近く。
今日は本当によく喋った一日でした。
プラモ談義は楽しいですね、ヤッパシ。

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