こんにちわ、RYOです。
今日はF1のヨーロッパラウンドを締めくくるイタリアGPを振り返ります。

毎年レースが終わるとコースにティフォシたちが雪崩れ込み、赤く染まるのは風物詩です。
このモンツァのコースはF1きっての高速バトルが見られます。
それだけにエンジンパワーに秀でるチームが有利なのはいうまでもありません。
予選ではやはりというかなんというか、メルセデスが1-2を占めまして、次いでフェラーリの2台。
5番グリッドにウィリアムズのボッタス、それにレッドブル、フォースインディアが続きました。

レースがスタートするやいなや、ポールのハミルトンが大チョンボ!
スタートに失敗し、あれよあれよのうちに6番手まで落ちてしまいました。
これによりトップに躍り出たのがロズベルグ。
それを2台のフェラーリが追う展開が続きます。
勝敗を分けたのはピットインの数でしょうか。
フェラーリが2回行ったのに対して、メルセデスは1回で済ませたことが奏功しまして
ハミルトンが2位にまでジャンプアップ。
レースはそのままメルセデスが1-2で決めて見せました。

ロズベルグにまた風がふいてきたのでしょうか。
フェラーリはなんとか意地を見せて、ベッテルが3位、ライコネンが4位でフィニッシュ。

レース結果は以下の通りです。
チャンピオンシップはいよいよロズベルグが2点差にまで追い上げてきました。

これからはフライアウェイ、テクニカルなサーキットが続きますが王座はどちらに転がりますか?
それではその他のトピックにいきましょう。
まずはこのお方から。

ウィリアムズのフェリペ・マッサ。
かねてから来季以降の去就が噂されていましたが、このグランプリウィーク中にF1引退を発表しました。
15年にもおよぶF1キャリアも今年で終焉を迎えることなりました。
F1からブラジル人ドライバーがいなくなるのもそう遠くないのかもしれません。
続いてはこの人。

ジェンソン・バトン。(左)
彼もまたF1ドライバーとして1つの転機をこのモンツァで迎えました。
来季はマクラーレンのテストドライバー兼リザーブドライバーになることを発表。
秋の気配をグッと感じた瞬間でした。
これにより来季のマクラーレンはアロンソ(右)とストフェル・バンドーンのコンビとなります。
日本のスーパーフォーミュラでの活躍も光るバンドーンと2度の王者アロンソの組み合わせというのも
なかなかに楽しみであります。
アロンソはこのレースでファステストラップをたたき出しましたし、マクラーレン・ホンダにとっても
いい状況に来ていることが窺えそうです。

ホンダのPU開発責任者の長谷川さんも来シーズンにはトップ争いができることを望んでいる模様。
あとはマクラーレンのシャシーが強まれば上位への挑戦も可能でしょう。
期待したいところですね。

でもこのブサイクな頭部保護デバイスはどうかな??
続いてはこの人。

ルノーのケビン・マグヌッセン。
前戦のベルギーで大クラッシュに見舞われた彼でしたが、モンツァには元気な姿をみせました。
レースの結果は振るいませんでしたが、無事に復帰できたことを喜びたいと思います。
最後はこのチーム。

レッドブル陣営。
弟分のトロロッソともどもモンツァの高速レイアウトにはマシンが合わず、苦戦。
次戦のシンガポール以降での巻き返しに期待したい。
のですが、ドライバーの方はあんましいい話題がないようで・・・
まずはこの人。

ダニール・クビアト。
トロロッソ降格以降いいところがまるでない彼。
このレースでもいいところなくリタイアに終わりました。
そうなってくると来季のシートが危ぶまれます。
彼の周囲はその話には考えていないといいますが、クビアトのシートを狙う者の足音は
着実に彼の耳元にも聴こえてきていることでしょう。
最後はこの人です。

タッペン坊やこと、マックス・フェルスタッペン。
本当に今年は彼の話題に事欠きません。
レース中も終わってからも常に話題を振りまく彼は今年のMVPにふさわしい。
ですが、今回は彼のキャリアを傷つけかねない騒動が巻き起こりました。
それは前戦のベルギーでのライコネンとのバトルでも見られた鬼ブロックについて、
96年のF1王者ジャック・ヴィルヌーヴが
「ちょっと落ち着け。誰かを殺すことになるぞ」
とマスコミを通じてたしなめたところ、当のマックスはというと
「彼は少し言葉に気をつけるべきだね。誰かが死ぬかもしれないなんて」
「自分こそ人を殺したことがあるくせに」
と過去のレースでの事故でジャックがコースマーシャルを巻き込んでしまったことを引き合いに出し
反論を展開したのでした。
なんという胆力でしょうか!
いやいや、そんなことはどうでもよい!!
もう少し発言に配慮というものがないのか、この少年は。
これではますますコース上で孤立してしまいかねないのです。
彼のレースでの強さ、うまさを買っているからこそ、こんなことで自分の立場を悪くするようなことは
控えていただきたいと切に願うばかりです。
アグレッシブなレース展開をみせるフェルスタッペンですから、クラッシュの起因材料にもなりますから
行き過ぎた発言だけは反省してもらいたい。
そんなことを思った週末でした。
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今日はF1のヨーロッパラウンドを締めくくるイタリアGPを振り返ります。

毎年レースが終わるとコースにティフォシたちが雪崩れ込み、赤く染まるのは風物詩です。
このモンツァのコースはF1きっての高速バトルが見られます。
それだけにエンジンパワーに秀でるチームが有利なのはいうまでもありません。
予選ではやはりというかなんというか、メルセデスが1-2を占めまして、次いでフェラーリの2台。
5番グリッドにウィリアムズのボッタス、それにレッドブル、フォースインディアが続きました。

レースがスタートするやいなや、ポールのハミルトンが大チョンボ!
スタートに失敗し、あれよあれよのうちに6番手まで落ちてしまいました。
これによりトップに躍り出たのがロズベルグ。
それを2台のフェラーリが追う展開が続きます。
勝敗を分けたのはピットインの数でしょうか。
フェラーリが2回行ったのに対して、メルセデスは1回で済ませたことが奏功しまして
ハミルトンが2位にまでジャンプアップ。
レースはそのままメルセデスが1-2で決めて見せました。

ロズベルグにまた風がふいてきたのでしょうか。
フェラーリはなんとか意地を見せて、ベッテルが3位、ライコネンが4位でフィニッシュ。

レース結果は以下の通りです。
Pos | Driver | Time/Retired | Pts | ||
---|---|---|---|---|---|
1 | 1:17:28.089 | 25 | |||
2 | +15.070s | 18 | |||
3 | +20.990s | 15 | |||
4 | +27.561s | 12 | |||
5 | +45.295s | 10 | |||
6 | +51.015s | 8 | |||
7 | +54.236s | 6 | |||
8 | +64.954s | 4 | |||
9 | +65.617s | 2 | |||
10 | +78.656s | 1 | |||
11 | +1 lap | 0 | |||
12 | +1 lap | 0 | |||
13 | +1 lap | 0 | |||
14 | +1 lap | 0 | |||
15 | +1 lap | 0 | |||
16 | +1 lap | 0 | |||
17 | +1 lap | 0 | |||
18 | +2 laps | 0 | |||
NC | DNF | 0 | |||
NC | DNF | 0 | |||
NC | DNF | 0 | |||
NC | DNF | 0 |

これからはフライアウェイ、テクニカルなサーキットが続きますが王座はどちらに転がりますか?
それではその他のトピックにいきましょう。
まずはこのお方から。

ウィリアムズのフェリペ・マッサ。
かねてから来季以降の去就が噂されていましたが、このグランプリウィーク中にF1引退を発表しました。
15年にもおよぶF1キャリアも今年で終焉を迎えることなりました。
F1からブラジル人ドライバーがいなくなるのもそう遠くないのかもしれません。
続いてはこの人。

ジェンソン・バトン。(左)
彼もまたF1ドライバーとして1つの転機をこのモンツァで迎えました。
来季はマクラーレンのテストドライバー兼リザーブドライバーになることを発表。
秋の気配をグッと感じた瞬間でした。
これにより来季のマクラーレンはアロンソ(右)とストフェル・バンドーンのコンビとなります。
日本のスーパーフォーミュラでの活躍も光るバンドーンと2度の王者アロンソの組み合わせというのも
なかなかに楽しみであります。
アロンソはこのレースでファステストラップをたたき出しましたし、マクラーレン・ホンダにとっても
いい状況に来ていることが窺えそうです。

ホンダのPU開発責任者の長谷川さんも来シーズンにはトップ争いができることを望んでいる模様。
あとはマクラーレンのシャシーが強まれば上位への挑戦も可能でしょう。
期待したいところですね。

でもこのブサイクな頭部保護デバイスはどうかな??
続いてはこの人。

ルノーのケビン・マグヌッセン。
前戦のベルギーで大クラッシュに見舞われた彼でしたが、モンツァには元気な姿をみせました。
レースの結果は振るいませんでしたが、無事に復帰できたことを喜びたいと思います。
最後はこのチーム。

レッドブル陣営。
弟分のトロロッソともどもモンツァの高速レイアウトにはマシンが合わず、苦戦。
次戦のシンガポール以降での巻き返しに期待したい。
のですが、ドライバーの方はあんましいい話題がないようで・・・
まずはこの人。

ダニール・クビアト。
トロロッソ降格以降いいところがまるでない彼。
このレースでもいいところなくリタイアに終わりました。
そうなってくると来季のシートが危ぶまれます。
彼の周囲はその話には考えていないといいますが、クビアトのシートを狙う者の足音は
着実に彼の耳元にも聴こえてきていることでしょう。
最後はこの人です。

タッペン坊やこと、マックス・フェルスタッペン。
本当に今年は彼の話題に事欠きません。
レース中も終わってからも常に話題を振りまく彼は今年のMVPにふさわしい。
ですが、今回は彼のキャリアを傷つけかねない騒動が巻き起こりました。
それは前戦のベルギーでのライコネンとのバトルでも見られた鬼ブロックについて、
96年のF1王者ジャック・ヴィルヌーヴが
「ちょっと落ち着け。誰かを殺すことになるぞ」
とマスコミを通じてたしなめたところ、当のマックスはというと
「彼は少し言葉に気をつけるべきだね。誰かが死ぬかもしれないなんて」
「自分こそ人を殺したことがあるくせに」
と過去のレースでの事故でジャックがコースマーシャルを巻き込んでしまったことを引き合いに出し
反論を展開したのでした。
なんという胆力でしょうか!
いやいや、そんなことはどうでもよい!!
もう少し発言に配慮というものがないのか、この少年は。
これではますますコース上で孤立してしまいかねないのです。
彼のレースでの強さ、うまさを買っているからこそ、こんなことで自分の立場を悪くするようなことは
控えていただきたいと切に願うばかりです。
アグレッシブなレース展開をみせるフェルスタッペンですから、クラッシュの起因材料にもなりますから
行き過ぎた発言だけは反省してもらいたい。
そんなことを思った週末でした。

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