こんにちわ、RYOです。
今回はルマン24時間レースと時間がかち合ってしまったF1 ヨーロッパGPを振り返ります。
F1初開催となるアゼルバイジャンのバクーです。
同日に開催されたルマン24時間レースは大変な盛り上がりを見せてくれましたが、
果たしてF1は世界最高峰のレースとしての矜持を見せてくれるのでしょうか?
まずは結果を見ていきましょう。
Pos | Driver | Time/Retired | Pts | ||
---|---|---|---|---|---|
1 | 1:32:52.366 | 25 | |||
2 | +16.696s | 18 | |||
3 | +25.241s | 15 | |||
4 | +33.102s | 12 | |||
5 | +56.335s | 10 | |||
6 | +60.886s | 8 | |||
7 | +69.229s | 6 | |||
8 | +70.696s | 4 | |||
9 | +77.708s | 2 | |||
10 | +85.375s | 1 | |||
11 | +104.817s | 0 | |||
12 | +1 lap | 0 | |||
13 | +1 lap | 0 | |||
14 | +1 lap | 0 | |||
15 | +1 lap | 0 | |||
16 | +1 lap | 0 | |||
17 | +1 lap | 0 | |||
18 | +2 laps | 0 | |||
NC | DNF | 0 | |||
NC | DNF | 0 | |||
NC | DNF | 0 | |||
NC | DNF | 0 |

なんとも盛り上がりに欠けるレースだったのではないでしょうか?
戦前はあれほど荒れる荒れるといわれていたのに、セーフティカーが入ることもないままに
無風の中でレースが終わってしまいました。
しかも勝ったのがロズベルグですから、つまらなさに拍車がかかるというものです。

ただその中で一人気を吐いていたのがフォースインディアのセルジオ・ペレスでした。
彼は本当にレースのまとめ方がうまい!
ライコネンとのバトルは見ごたえがあったのが、収穫といえるのではないでしょうか?
さてその他のトピックはというと、

予選で2番手をゲットし、うれしいオドロキに包まれたレッドブルでしたが、レースではタイヤの
デグラデーションに悩まされ、終わってみれば7位と8位と低空飛行に終わりました。
原因がよくわかっていないということですが、タイヤをうまく機能させられないというのは
結構厳しい状況にあるといわざるを得ないでしょう。
今年のレッドブルは昨年よりも速さを取り戻しているのはわかるのですが、
戦略の部分で他チームに遅れを取っているのか、ミスがよく目立ちます。
さて次回は自分たちのお膝元であるオーストリアのレッドブルリンクでのレースですから
レッドブルには死に物狂いで頑張ってもらいと思います。

そしてマクラーレン・ホンダのチャンピオンコンビはまたしても入賞できずに終わりました・・・
まだまだマクホンパッケージは我慢の状況が続きます。
ここからしばらくはPUのパワーがものをいうサーキットが続くので、車体・PUともに
さらなる向上をしていったもらいたいですね。
さて面白かったルマンに対して、あくびが出るほど退屈だった今回のヨーロッパGP。
24時間ぶっ続けでスプリントレースのペースのまま走るLMP1のマシンと、
F1なのに耐久レースのような様相を見せる今のF1ではどっちが面白いのかと問われれば
答えは火を見るよりも明らかですよね。
2017年にはマシンの規定が大きく変わりますけれども、私が望むのはドライバーが全周回を
ひっちゃきになって走り、魂を揺さぶるような激しいコンバットが見られるレースが展開されることです。
本当にここ5年くらいのF1は人為的なテコ入れをし続けては、レースがしらけるようなことばかりが
続いてきているように思えます。
かつてのアイルトン・セナとプロストやマンセルが激しい戦いを見せてくれていた頃が
最高のレースだったという方も多いと思いますが、今のF1も変わらず最高だといえるようなレースが
戻ってくることを切に切に願うばかりであります。

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